最近はスポーツバイクを選びに来る方のほぼ全員が、特に説明しなくても当たり前のように選んでいただけるようになってきましたが、世界で見ると全サイクリストの3分の2は未だにノーヘルなんだそうです。

前にも書いたことがあるかもしれませんが、5年ほど前まで店頭でよく言われたのは「本気で走るわけじゃないから・・・」、
本気じゃないから危ないんですよとよく説明していました。
ママチャリで走っているスピードはせいぜい10数km/h、それしか経験の無い人でもロードバイクに少し乗り慣れれば30km/h近いスピードで走ることは何ら難しいことではなくなります。
ママチャリで転ぶなんて経験無くても速度がそこまで上がればチョッとした段差の時にバイクが受ける衝撃はそれなりに大きくなりますし、万が一転倒したら身体に受けるダメージも相当大きくなります。歩いている時につまづいて転ぶよりランニングの時に転ぶ方が痛いしケガも大きいですよね。

お店にはメンバーさんが転倒時に割ったヘルメットを置いてあります。
結構派手に割れてます、、、でもそのお陰で頭部へのケガは皆無。
していなければベッドの上で過ごすことになっていたかもしれないことを考えれば、楽しく遊ぶためには決して高い買い物じゃないよねとご本人も仰っていました。
そんな私もオンロードでの転倒はないものの、マウンテンでは過去に３つほど割ってます、立ち木に正面衝突なんてこともありましたし割れないまでもヘルメットが無かったら・・・・と思うような場面は何回も経験してます。

みなさんバイクはとってもお金かけていいモノ乗られているのですから、それを長く楽しむためにもヘルメットはかぶってくださいね。

アイウェアも同様です、サングラスって書かずにアイウェアと書くのは紫外線からだけでなく、飛んでくる虫や埃からも目を守ってくれるから、、、30km/hものスピードで走っている時に目にゴミが入って見えない・・・怖いですよね。

マヨルカでの行程が2日ずれているプレス組はホントは今日の朝帰国のはずでしたが、飛行機の遅延やらなんやらでまだ空の上のようです・・・30時間超の旅になっちゃってるようでご苦労様です。

我々のマヨルカ最後のお仕事はランプレパーティ。
古い建物を改修した（たぶん）レストランはピンクにライトアップされてその中庭ではファイヤーショーで幕開け。
その後レストラン内に移動して食事を楽しみながらチームプレゼンテーション。
順番に選手が紹介されていくとステージ前はカメラ、カメラ、カメラ・・・・・そんな本場のプレスに臆することなくずうずうしくステージ前へｗプレゼンテーションの合間にはサンバ？盛り上がってます。
そして今夜の主役登壇！
ガンリタ選手とルイコスタ選手
MTBとロード、同じ自転車でも競技の違う二人のアルカンシェルが同じ場にいること自体滅多にあることではありません。
そりゃプレスだろうが、スポンサー、サプライヤーだって大盛り上がり！
この日いた選手全員での記念撮影（プレスでもないのにステージ前最前列にｗ）
そして当然こんな機会そうそう無いでしょうからアルカンシェルに囲まれてみましたよｗ。
このあと選手達は半ば強制的にサンバに巻き込まれ？回りを楽しませてくれました（その内動画があちこちで出てくると思いますので見つけたらコチラに転載しますね）。

18時前から始まったパーティは気付けば22時過ぎ、我々は5時間後（朝4時）にはホテルチェックアウトなので、ホテルに帰るバスに乗り込む前にホセ選手とガンリタ選手、そしてメリダセンチュリオンジャーマニーのウルフガンさん、台湾本社副社長ウィリアムさんに挨拶をして今回のお仕事終了。

もちろんホセ選手とガンリタ選手には今年の秋絶対日本にまた来てねと伝えておきましたので（通じているかは責任持てませんがｗ）、きっと秋のミヤタメリダカップには二人揃って来てくれるんじゃないかと期待しています・・・・期待しておいていいんですよね？ミヤタサイクルさん？

昨年11月にミヤタメリダカップに参加した人はホセの言葉を聞いたと思います。
「何のために自分がそこにいるのか、誰のお陰で自分達は世界のトップで走れて注目を集められているのか、、、、」
もちろんそれは彼らの努力があってのものですが、その前に世界中のファン＝MERIDA Familyがいてこそだということを選手はもちろん、開発陣からメカニックにいたるスタッフまで皆がまたしても魅せてくれたキャンプでした。

こんな素敵な場に行かせてくださったMERIDAとミヤタサイクルさんに感謝いたします、ありがとうございました。
MERIDA、徹底された工場の生産技術・管理から産み出される自転車はもちろんのことブランドとしてもとても魅力的ですよ。

↓↓↓↓このくらいは序の口にも入りませんｗ↓↓↓↓

14日・3日目、ディーラー組はこの日が最終日。
前日深夜に日本からプレス組が合流し、キャンプもこの日からプレス中心に動き出し、
午前中プレス向けにプレゼンテーションが行われている間が、ディーラー組最後のテストライド。

私は前日脚を使いきったのと他にすることもあったので3人をお見送り。
マヨルカ行きの前の週に靭帯痛めて膝が痛い痛い言ってた野田の某店長も自転車乗っちゃえば元気で全く人騒がせｗ。

私はミヤタ担当者さんといろいろミッションやっつけて、
ルイコスタの単独記者会見にも潜入（まぁ言葉わからないので記事になるのを待ちましょう）・・・さすがにプレスいっぱいでこれ以上前に行けませんでしたｗ。

お昼からはプレスのみのテストライドということで我々ディーラーはやること無し。夜のパーティまで時間もったいないのでレンタカー借りて島の中心地までドライブ（キャンプの行われている場所はホテルの前にコンビニ（夕方5時閉店）が1件あるだけのとっても寂しい人を隔離するには好都合な場所）、
パルマデマヨルカまで50分弱で着いた先はCatedral de Santa María de Palma de Mallorca（大聖堂）。
とりあえずせっかくスペインなのでランチはオープンテラス（歩道上）でパエリア
お腹いっぱいになっていよいよ大聖堂の中へ
1230年から建設が始まって一部にはガウディも関わっているそうです。
普段教会に行くことが無いので他と比べることもできませんが、とにかく入った瞬間に「すごい！」しか言葉ありませんでした。
iPhoneでパノラマ撮影一つ一つの彫刻や装飾を見入ってしまって30分以上いたんじゃないかな・・・
3回目のマヨルカにして初めて見れました（去年は外までは来たんですけど・・・）。
外に出た周りの路地も別に狙って作ったわけでもないでしょうがいちいちおしゃれというか雰囲気あっていいですよね、ホントはもっとゆっくり散策したかったのですが仕事の合間ということで時間も無いのでプチ観光終了。

このあと夜のランプレパーティにつづく。

昨日の続き

2日目の13日は午前中にバイクのプレゼンテーション。
メリダバイクの開発責任者ヨーガンさんから今年ランプレチームとマルチバンチームがそれぞれ使用するモデルに関してじっくり解説がありました。
ランプレメリダのメインバイクはリアクトEVO、更にレースによってRIDEやWARP TTが加わります。
対してマルチバンメリダは、BIG Sevenにホセ、BIG Nineにガンリタとルディ、BIG Ninety-Nineにチンクとトーマスがそれぞれメインバイクとしてレースで使用します。
ロードもマウンテンもここにあげたモデルは基本的に15年もモデルチェンジは無い予定です（詳しいことはここには書けませんのでこっそり知りたい方はお店で）ので来年モデルチェンジしちゃったらいやだからなぁ・・・なんて考えず安心して買っていただいて大丈夫ですよ。
先日も書きましたが15年モデルは確実に値段が上がりますからね。
今シーズン新加入した昨年の世界チャンピオン・ルイコスタのバイク。
昨年マラソン世界選手権でチャンピオンとなったガンリタのバイクにもアルカンシェルがあしらわれていました。

午前中の講義の後、午後はロードバイクのテストライド。
走行スピードでクラス3つに分けてスタート、、、私は他のディーラーさんの言うがままに25km/h、50kmのクラスへ・・・
これが間違いの元ｗ、25km/hというのはアベレージ、、、スタート直後はウォームアップという感じだったのが
すぐにスピードアップして30km/h超、、、交差点はヨーロッパによくあるロータリー式なので信号全く無し＝止まらない
写真撮ってる場合じゃないんだけど景色も天気も最高なのでなんとかついて行きながらｗ
しばらく走って思いついたのが、チョッとちぎれかけたように走っていればペース落としてくれるんじゃないかという甘い気持ちｗ
はい、甘かったですｗ
ガイドが後ろに下がって来て背中に手を当てるやグングン加速！先頭に押し出されて「お前はココにいろ！」と結局ペースはそのまま先に進む・・・・こんなに頑張って走ってるのっていったいいつ以来だろうｗ
私がこの日乗ったのはRIDE CF Team、スペシャライズドのルーベ、スコットのソレイスにあたるモデルで元々石畳など荒れた路面が含まれるコースなどを想定して作られているモデルです。リアクトも他のエアロロードモデルと比べると乗り心地で不満が出ることはないのですが、このRIDEはやっぱり別モノ。日本と比べたら決して良いとは言えない路面でも嫌な突き上げを感じずに走っていられます・・・結果長い時間自転車の上にいたあとの疲労感が違ってきます。
そんなこんなで畑の間を突き抜けるように走った先に真っ青な海！
どんなにもがいても汗だらだら出てくることもないちょうどいい気温でホント気持ちいい！
仕事でなければ海岸で昼寝でもしていたいくらいｗ

15分ほどのコーヒーブレイク（結局飲み終わる前にスタートと言われてしまいましたけど・・・）のあとはホテルに向けて残り半分、もうホントついて行くのに必死ｗ、15分の休憩含めてアベレージ25km/hにしようとしているのがハッキリ伝わってきます・・・・
やっとの思いでホテルに着いた時には脚パンパン、業務終了。
それでも昨年まではMTBばかり山の中で走っていたので、マヨルカの街並み見ながらのサイクリング？（私的にはレースみたいでしたけど）は新鮮で楽しかったですよ。


3日目に続く。

今回のマヨルカ行きの私へのミッションの一つｗ
お店のメンバーさん4人に「サイン貰って来て！」とジャージを託されたのでそれを完結しないと帰れない・・・ｗ

ということでテストライドやプレゼンテーションの合間を縫って選手に突撃！
上段左から
ポッツァート、モドロ、ウリッシ
下段左から
クネゴ、ホーナー、ルイコスタ
みんなスタート直前だったり食事中だったりでも快く応じてくれました。

ちなみにコレ、飾っておくのではなくサイクリングでしっかり着るそうですｗ。

そしてお店にも私としてはこれ以上無い、とってもBIGでスーパースペシャルな嬉しいプレゼントいただいてきてますのでまた今度ご紹介します。


＊今日からホームページのヘッド画像はマヨルカの朝日（ホテル裏のビーチ）となってます。

来週の渡欧を前に今日銀行回りのついでにユーロの両替をしてきました。
わかってはいましたけど強烈な円安！2年前は1ユーロ＝90円前半、昨年は120円台、で今は140円弱・・・・
海外行くのも喜んでばかりいられない状況ですねｗ。

業界の裏話的になりますが、各社既に15年モデルに向けて動き出していて、
来週のスペイン・マヨルカ行きも15年モデルで発表される一部のプレス発表も兼ねていたりします。

9月前後に新車発表を行うところが多い多くのメーカーさんは、今の時期に来年どうなるの？と担当者に聞いても当然のように「何も知りません」と答えますが、実際には大手さんはまず年末から年明けには次年度の概要が本国メーカーから出ているでしょうし、それに対して日本国内展開モデルの選定や価格などを春先には決めているはずです。ということはこの時期の為替レートが国内販売価格に影響しているのです。

14年モデルで多くのメーカーさんは前年と同じ名のモデルであっても値段が少なからず上がったことは、長くスポーツバイクを楽しんでいる方はご存知の通り、逆に円高に推移していた数年前までは価格が下がって行っていましたよね。２５％位円安に推移したので輸入品がほとんどのスポーツバイクの値段が変動したのは仕方の無いことです。
昨年夏過ぎ、自転車乗るには一番いい季節になって「新しいモデルは値段上がっているんですよね？だから前のモデルで・・・」というお問合わせを多くいただきました。当然皆さん同じようなモノなら少しでも・・・でしょうからその時期にはほとんど完売（多くのメーカーさんが発表してからまだ４～5ヶ月ですが今現在で既に人気の14年モデルは完売しているものもあったりします）、あちこち電話して探しまわっている人も多かったようです。

1年前と比べてまた1割ほど更に円安になっている今、当然考えておいていいのは2015年モデルは今のモデルよりも多少なりとも値段が上がるだろうということ。
それにプラスして4月からは消費増税。
10万円のロードバイク買うとしたら3,000円上乗せ・・・・「まぁ3,000円」と考えるかどうかは人それぞれでしょうが気にしている方も多いのではないですかね？

シマノnew 105？？、同じくnew XTR・・・・なんていうチョッと魅力的な情報もちらほらあったりしますが、これからスポーツバイクを始めてみようという方にとってはあまり関係ないことかなと。
それよりも暖かくなったらなんて言ってないでより長く遊んだ方が有意義な時間をいっぱい過ごせますし、特にMTBに関して関東南部では5月初旬くらいまでがハイシーズン、特に冬の天候が安定している今が一番楽しい季節ですよ。

ロードもMTBも手軽なサイクリングからスクールなど、買っていただいた後のフォローもいろいろ行っていますのでよろしければどうぞ。

＊今現在、当ホームページ内に表示している価格は5％の消費税込み価格となっています。同じ商品でも4月1日以降は変更になりますので予めご了承ください。

2月11日（火）～16日（日）はメリダ・プレスキャンプに参加のためお休みさせていただきます。

今日の午前中は久しぶりに人数多め7名様参加（お店狭いのでいつもは5名までなんですが・・・）で自転車教室でした。
お題は、最近MTBに乗る方が増えてきたのもあるのですが油圧DISCブレーキの構造と使用上の注意点及びオイル交換作業（ブリーディング）の実演。
リムブレーキならば一目見ればブレーキパッドの残量など確認しやすいのですが、DISCブレーキの場合キャリパー内部を覗きこまないといつの間にか・・・・・、油圧ブレーキの場合基本的にブレーキパッドが減ってもレバーストロークが変わらないので気付き難いんですよね。それにブレーキシステム内にフルード（ブレーキオイル）がどのように入っているのか？エア噛みしてるってどういう状態？など納車時にお話ししていることプラスでもっと突っ込んで2時間強話を聞いてもらいました。

今後はロードバイクでもDISCブレーキが多くなりそうですし、そこには当然油圧のものも含まれてくることと思います。

油圧ブレーキのメリットは何と言ってもレバーの引きの軽さ、そしてDISCは路面状況や天候に影響を受けずに（雨などでリムが濡れると摩擦の関係でブレーキ効かなくなりますよね）確実にホイールを制動できる（自転車が止まるかはまた別の問題です）ので長時間自転車に乗ることを考えればロードでも是非使ってみたいパーツの一つです。

今日の教室の話を100%でなくても理解してもらえれば油圧ブレーキの使用にあたって不安や心配事は無くなったのではないかと思います。『止まる』『止まれる』って自転車に限らず乗り物なら一番大切なことですから自分でいじるかどうかは別として、使っているものがどういったものなのかを知ることは大切ですよね。
今回参加できなかった方のためにまた機会を作りますのでMTBに乗ってなくてもご興味あれば是非どうぞ。

 

 

 

年末年始の営業予定
本日はこの後忘年会のお呼ばれしているので17:00過ぎには閉店の予定、
年内は明日29日・日曜日18:00までの営業となります。

30日（月）・・・・・走り納めMTB1dayサイクリング
31日（火）・・・・・期末残務処理のためお店にはいますが修理などはお受けできませんのでご了承ください。

元旦～3日（金）・・・・・お正月休み

4日（土）・・・・・12:00～18:00で営業
5日（日）・・・・・12:00～18:00で営業

6日（月）～・・・・・通常時間営業

となります。

メリダは我々お店だけでなく世界中の1人1人のユーザーさんまで全てをファミリーとしていつももてなしてくれます。
それは台湾やマヨルカのキャンプやイベントに参加した時にも感じられますし、先月の湘南でのメリダカップに参加された方も感じていただけたことでしょう。
そんなMERIDAからのクリスマスメッセージをどうぞ。


Dear MERIDA family,

We wish all of you a Merry Christmas, some great days with hopefully lots of biking and already a Happy New Year! Thanks for being with us in 2013 – we are already very much looking forward to a great new biking season 2014!

Enjoy the festive season!
We will we back on January 7th 2014.

MERIDA. MORE CHRISTMAS!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　MERIDA  ドイツ


　Wij wensen je hele fijne kerstdagen en een gelukkig nieuwjaar!

Dat er maar veel mooie kilometers mogen komen in 2014!　　　　　　　　　MERIDA　オランダ




そしてランプレメリダからはコチラ