ヘルメットっている?いらない?


今でこそ当店でスポーツバイクを決めていかれる方のほとんどが、あまり説明しなくても当たり前のようにヘルメットも同時購入してくださいますが、数年前までは「本気じゃないからいらない」「仰々しい」などの理由でかぶらない方も多くいました。。。最近でもまだまだいますけどね。
「(お客様のおっしゃっているであろう)『本気』の人達は自転車の操作にも長けているでしょうし、危険回避能力もあれば、とっさの自転車の挙動に対するリカバリー能力もあるでしょうけど、自転車にどんな危険性があるのかを知っているからこそかぶっているのですよ」とよくお話しさせていただいてます。
皆さんが『本気』かどうかをどこで線引きするのかはよく分かりませんが、せっかくスポーツバイクを楽しもうとお考えなのであれば『本気』で遊ばなかったらもったいないと思いますよ。

ママチャリで子供を乗せているお母さん方も同じで、お子さんのヘルメットの4,000円ほどの値段を見て「私は転ばないからそんな高い物はいらない」「かぶらせないといけないの?」とよく言われたものです。。。これも最近は着用しているケースが多くなってきたので「ホントにそんなこと言う人いるのぉー?」と言われそうですが本当の話なんですよw。
現在道路交通法では13歳未満の子供が自転車に乗る時は(大人と同乗だけでなく1人で運転する時も)ヘルメットをかぶらせることが親の努力義務と明記されています(着用させないといけないのかどうかと言われれば別に着用していなくても罰せられることは無いですよとなりますね・・・でもねぇー・・・)。

スポーツバイクに乗って転倒して骨折してしまったという人は私の周りでも何人かいますし、私自身は過去に4個ほどヘルメットが割れた経験があります。幸い骨を折るほどの怪我をしてしまった方々もヘルメットしていたことで良く言えばそれだけですんでいますし、私もヘルメットのお蔭で身体は擦り傷、捻挫、打ち身程度で頭部には何にも影響が無かったので『ヘルメット様様』、だから街中などですれ違うライダーがノーヘルだったりすると、せっかくいいバイクに乗っているのに・・・・残念ですし怖くも感じます。

ヘルメットをかぶることはスポーツバイクを楽しむための1つのマナーだと思ってもらいたいですし、
怪我するのは自分かもしれませんが、周りの人に迷惑をかけることになるかもしれませんので是非着用してもらいたいですね。

と、長くなっちゃいましたけど今までのは前置き。
ご紹介したかったのは朝日新聞の記事です。
交通死亡事故の中での自転車に乗車中の割合が年々増えているそうです、その内頭部損傷によるものが63%もあるそうです。

いざという時の為にもヘルメットを着用して安心安全に楽しんでくださいね。

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