13年モデルも発表になってロードではプロツアーチーム(まだ今期の契約期間中だったりでチーム名の正式発表はまだチョッと先になるそうです)にバイク供給も始まりますが、まだまだ日本国内では認知度低いのは否めません。
でもそれは現在当店のメイン取り扱いブランドであるスペシャライズドも同じこと。
MTBでもロードでも世界のトップを走り続ける同社製品も5年ほど前までは情報量の少なさからか、私ももう20年近く取り扱っていますが良さを分かっていただくのに正直苦労したりもしました(笑。スペシャライズドジャパンに輸入取扱元が変わってからは一気に情勢が変わって製品の開発含めメーカー側からの情報量が格段に増えたことで我々ディーラーのスペシャライズドに対する認識が大きく変わった部分もありますし、当然お客様にお伝えできることも何倍も膨れ上がりました。だからこそバイクそのモノはもちろん、サドル、シューズ、ヘルメットなどそれまでスペシャライズドユーザーでなければ(ユーザーであってもよっぽど好きでなければ・・・・)見向きもしなかった用品類も場合によってはそれぞれの用品専門メーカー以上にバイクに乗った時の姿勢だった骨格に基づいた理論から作られていることをしっかり知ることで今ではバイクのブランドに関係なく一つの用品ブランドとしてお勧めできるようになりましたし、皆様にも選んでいただけるようになったかと思います。
MERIDAも一緒。
前の代理店の時はそのメーカーの商品のおまけのように紹介されて、その当時からオリンピックを制したりワールドカップで好成績を収めていたことは知っていたものの、国内に実際に入って来る商品は価格的にもスペック的にも街乗り用途のモノが中心でしたから私達ディーラーも真剣に知ろうともしませんでした・・・・実際私も1年前までは同じ台湾のG社の次のメーカーくらいにしか思っていませんでしたし、今も多くのサイクルショップさんはそのままの認識かもしれません。
そんな不遇な間にも開発の本場ヨーロッパではレースの世界での実績と共にブランドとしての地位が確立されてMTBでは各国でTOP5に名前が上がるほどのシェアを持つメーカーになっています。
本国台湾のMERIDAが本腰を入れてミヤタサイクルと取り組むようになって3年、メーカーさんの熱意も伝わってきますしアフターサービスも充実してきています。ブランドイメージだけで人気があってどんどん売れるだけ売るだけのメーカーも実際にはありますし、メーカー側の情報発信能力が低いがために本場では高い評価を得ているブランドでも日本でなかなか知られないでいるメーカーもあると思いますが、
私が皆さんにお勧めしたいのはちゃんと作り手が見えてくるモノ。
そんなメリダの事を昨年書いていますのでよろしければ11年12月5日~6日あたりの記事を読んでみてください。