SRAM XX1

駆動系パーツの2013年の注目はロードなら9000系デュラエース、ワイヤー式は既に発売になってあとはDi2のデリバリを待つばかり・・・何時になるんでしょうねぇ・・・・私も7900Di2使用中でワイヤー式にはもう戻れない?、9000Di2待ってる身なのでシマノさ~ん・・・・(笑。

そしてMTBではこのスラムXX1。
元々フロント3段ギアというのがMTBでは当たり前で後ろが8段から9段へ、そして10段化されて最大前後30段ギアという幅広いギア比を得られていたわけで、オンロードと違って路面状況の変化が激しいMTBではとっても有効でした。
リア10段化されてからはロー側が36Tという大きなスプロケットになったことでここ数年フロント2枚でもそれまでの3枚と同じくらいのギア比の幅をカバーできるようになっていましたが、XX1はフロントギア無し、そう1枚なんです。
チェーントラブルのほとんどがフロント変速時に起こる事が多いのでトリプルからダブル・・・そしてシングル化というのはトラブル回避のための進化、それもこれもリア側で広いギア比をカバー可能になったからなんですね。
クランクセット  33,600円 (BB30用)    (GXPタイプは29,400円)
フロントのギア板は28Tから38Tまで2枚刻みで6種類、走る状況に合わせて選択です。
ノーマル状態(販売時)は34Tが付属してきますのでそれ以外の大きさの歯はオプションとなります(9,450円~)
カセットスプロケット  44,100円
クランクと同じ箱の上で撮影しているのでその大きさが分かりますかね?
10T~42Tの11段、42Tといえばフロント3段クランクのアウターギアと同じ大きさですからとんでもなく大きく見えますw。
リアディレーラー 31,500円
もちろんtype2仕様です。
グリップシフター 16,800円
変速が後ろだけですからもちろんシフトレバーも片側だけ(左手側のグリップももちろん付属してますよ)。
トリガータイプ(17,850円)もラインアップされていますが、ここは多段一気に変速可能なグリップシフト。
チェーン  5,985円
11段化ですからもちろんチェーンも専用品となります。

私のような弱い脚の場合はフロント28T、リア10~42Tで使用すれば、
今までフロントダブル(38-24T)で使用していた時とロー側はほぼ同じギア比になりますし、トップ側もフロントアウター38Tに対してリア13T位と同じになります。


この5つのXX1パーツの合計価格は131,955円。
ちなみに他のグレードのパーツ価格は同様の1台分セット(クランク、FD、RD、シフター、カセットスプロケット、チェーン)で以下のようになります(前後変速モデルなのでフロントディレーラーも価格含まれてます・・・どれもフロントダブル、リア10S)。
スラム XX   181,400円前後
スラム X0   148,500円前後
シマノ XTR  129,800円前後
トップグレードのパーツとしては結構お買い得。

フロントシングル、リア10段の試乗車をここのところ乗ってるのですが、フロント変速無しというのも自分にあったギア比が得られるのであれば『有り』だなぁと思ってます・・・・・リア36Tまでだとどうしてもフロントの選択が難しいかなとは思いますが・・・

あとはスプロケットの取り付けが専用フリーボディとなりますのでその問題だけ。
現在用意されているのはスラムの完組ホイールとなりますが、
スペシャライズドに採用されているロバールのハブ(フリーはDT)用はスペシャライズドで用意が多少あるようです。
試乗車に組付け予定ですのでまたご案内しますから試しに来てみてくださいね、もちろん現物見てみたいというだけでもお待ちしております。

Tags: ,