スラムXX1試乗車

先日入ってきたXX1をお試しいただけるように組付けました。
DH系バイクを除けばギアの段数多い方が高級?偉い?なんて思っていたのはもう昔の話になってしまうんですかねw?
MTBもリアが10段化されてからはフロントと合わせて最大30段変速が可能になっていましたが、段数だけを見たら完全にスペックダウン。11段しか無いんです・・・・・wとなってしまいますが、今回の11段化はちゃんと進化、スペックアップを果たしてます。

元々の完成車はSPECIALIZED STUMPJUMPER HT Expert Carbon EVO R 29(360,000円)
フロント1枚、リア10段のモデルでペダル無し実測8.61kg。
フロントサスペンションも無いフルリジッドバイクですが、実際にトレイルを走ると大きな突き上げはさすがにサスペンションには敵いませんが、2.3幅の標準装備のタイヤのお陰もあってか楽しく走る事の出来るモデルです。
フレームは同じシリーズのカーボン29erモデルと一緒ですから後からサスペンション入れることも、フロント変速取り付けることも可能。
逆にこのリジッドフォークは単体販売無いのでどちらを選ぶか・・・ですねw。

今回のパーツ交換によって重量はXTRのペダル込みで8.89kgとなりました・・・軽量化成功。
フロントは28Tを選択、リア10T~42Tの11段でカバーできるのは、
フロントダブル(38T-24T)リア10段(11T~36T)のインナーロー側はほぼ同じギア比、逆にトップ側はF28T・R10Tというのが38Tに対して13T(2段目)くらいとほぼ同じギア比になることから一般ライダーでもギア足りないと感じること無く使えます。
そしてこの変速を操作するのはグリップシフト。
親指でパチィパチッ操作するトリガーシフターと違いトップからロー(逆も)まで一気に変速できます。
前のモデルまではグリップ部分が太くて手の小さな人(私も)にはハンドルを持つのも違和感ある上、シフトのクリック感が遊びが有ったりして正直好きになれず使ってきませんでしたが今回のモデルは◎。
滑らかな中にもしっかりクリック感があって握りも細くなったので操作しやすく感じます。
先日も書きましたが今までのフロントを落としたり上げたりという特に低回転時に変速し難い状況下でのフロント側の操作が無くなるのはレースだけでなく普段の山遊びでもメリット大きいですよ。おまけにチェーンリングが小さくなった事で下周りのクリアランスが大きくなりましたから丸太越えなどの時に当ててしまうことも少なくなると思います。

まだ店の周り(舗装のみ)をチョッと走っただけなので早くトレイルに持ち込んでみたい・・・・w

いつでも乗っていだだけるようになっていますのでご遠慮無くどうぞ。

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