MTBジャパンシリーズJ1開幕戦 滋賀・朽木

土日に開催されたジャパンシリーズへ選手サポートに行ってきました。
正直普段はそんなにメカニックな仕事は多くはなく前日から帯同しても結構ノンビリ旅行気分味わえるのですが、、、、今回は朝方着いてそうそうBBのベアリング打ち替え、ブレーキのオイル交換、チェーン切れ・・・・などなど本来のお仕事いっぱいでホントはお昼ご飯は美味しいウナギでもなんて考えていたのですが会場を離れることもできずw
締めはエースライダーのバイクのセッティングとコース状況から急遽バイクチェンジをすることになってそのポジション確認など。
日頃トレーニングから使用しているフルサス29erからリジット650bへの変更は正直賭けでしたが、本人とどちらがよりレースになるかを考えた結果この日初めて乗るBIG SEVEN。


以下スズキトモユキのレポートです。

J1初戦朽木大会レースレポート

結果 15位Bike・・・・MERIDA BIG SEVEN CF Team
SRAM XX1  フロント30T

ここの大会は毎年GW開催で往復の移動は渋滞必至ですが、金曜夜出発したことで渋滞距離が短かったことと運転ローテーションで疲れ少なく会場入り。
さっそくコース試走を開始したら、やはりここのコースは一気に登って一気に下るコースレイアウトで、登りが長くキツイ。このコースを想定してトレーニングをしてきたが、コース状況を考慮して急遽BIG Ninety-Nine(29er)から遠藤さんのBIG SEVEN(650b)に変更することを決意。
レース当日、天候は晴れ。絶好なレース日和。
急遽ジャンプセクションを試すために試走に行ったところで、飛びきれず前転。。。。
胸、左大腿と臀部に痛み感じ、GIANT門田選手に帯同しているスポーツアロマのスタッフに解してもらい少し楽になる。
その後、レースモードに切り替えて他のレースを応援しながらアップを開始。
遠藤さんがバイク最終チェックを済ませてくれスタートラインへ。
J1初戦なので、ゼッケン順にコールを受け2列目真ん中に陣取り号砲を待つ。
14時15分号砲とともにスタート!
前の選手に続いて順調なスタートを決め、スタートループの登りに入り、前を追いかけるべくペース上げたかったが、最後まで走りきる登りきることを考え、心肺の限界手前を意識して登る。が、周りの選手よりスピードが上がらないので25位くらいまで順位を落とす。
下りは、前の選手に続き無難にこなす。ループを終えバイク変更の不安は一切なくなった。
本コース1週目に入るとペースダウンした選手が落ちてくるのを、後半型の松本駿選手に付いてバイクの軽さ(坂途中での加速、登り返しでの再加速の良さ)を活かしパスし少しづつ順位を上げていく。
しかし、その松本選手にも力負けし登りで離され20位くらいから上がらない。
リジットバイクに乗りなれていないので平坦の凹凸区間で上手くバイクを進められないが、
下りではフロント加重でクイックイッと曲がる感覚の動きを掴んで楽に下れることがわかったので、登りで垂れないこと、平坦区間で離されないことを意識して、アウトドア専門学校の西田君と協調しながら周回を重ねペースダウンした選手を抜いて行き15番前後であることをコースサイドの応援者からコールされる。
西田君とそのままファイナルラップのバトルに入り、後ろからも追い上げてくる選手がいる。
シングルトラック登りで西田君がミスしたところに詰り、再加速で脚が攣る。
気合でペダルを回し付いて行き最後の直登に入り加速ポイントを伺っていると、PRORIDE竹内君に抜かれ付いて行こうとするも離されたが西田君の前には出て、下りに入り集中して攻め15位フィニッシュでした。

今回、MERIDA BIGSEVENに乗りましたが、これまでリジットバイクでレースをするとレース中に腰が痛くなり、後半ペダリングに力が入らないと言う経験しかしたことがなかったのですが、
このバイクは違うと思わせてくれるバイクでした。それは、リジットでもMERIDAのFLEX STAYとBIO FIBER言う技術によってシートステーがしなり振動吸収してくれているからだと思います。このしなりを利用し平坦の凹凸もバイクを上手く進められるようになったら、ホイールが小さい分小回りも効くので今回のようなコースでは武器になると思った。
また、今回BIG-NINETYNINEを活かす走りが長い登りでできず、使えなくて非常に残念だった。下りの安定感、平坦の凹凸での推進力は僕の走りではBIGSEVENよりあるバイクなので、次戦までに活かせる走りを手に入れたい。
今レースは遠藤さんが帯同してくれてチーム員みんなが心強かったし、トラブルなく走りきることができた。僕に至ってはバイクまで借していただき、本当に感謝しています、ありがとうございました。
選手は恩を結果で返すと言うことで次戦もがんばりますので、応援よろしくお願いします。
Team ckirin.com TOMO

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