MTBジャパンシリーズJ1 XCO・第3戦  長野・富士見パノラマ

鈴木tomo選手から週末行われたレースのレポートが届きました。

ジャパンシリーズ第3戦長野県富士見パノラマ レースレポート

結果 18位
バイク:MERIDA・BIG Ninety-Nine Team
Fサス:DT Swiss XMM100 29
Rサス:DT Swiss X313 Carbon Remote
ホイール:DT Swiss XR1450SPLINE
チェーン:KMC X11SL

前戦八幡浜でのチェーン切れを二度と起こさないため、遠藤さんによるチェック&メンテナンスをしてもらい、チェーンとXX1対応サードパーティーチェーンリングとの相性がいまいちだったようで、遠藤さんのバイクからXX1クランクごと移植してもらい今回のレースに挑んだ。もちろんチェーンはKMC
X11SLゴールド!

試走ではチェーンと変速に注意しながら、変更されているコースレイアウトを確認する。
チェーンと変速も問題なく、4周回をこなし、登り区間が少なくなっていてスピードレースになることが予想された。

レース当日、会場には遠藤さんが駈け付けてくれ、チェーンと変速を中心にバイクの最終チェックをしてくれ、さらにはテクニカルフィード、かけ水の準備など万全な体制を作ってくれた。

スタートは13時30分、標高が高いこともあり強い日差しが照りつけ体が熱い。ここでも、タオルに氷をいれ冷やすよう、遠藤さんから受取り体を熱くし過ぎずにスタートを待った。
レース展開は、暑さによる疲労を考え前半押さえ、後半上げていくイメージを描いて号砲を待った。
13時30分レーススタート。
接触や落車に巻き込まれないよう周りの選手の動きを確認しながらコースを登っていく。今回は、チェーンが切れず一安心。
20番前後で下りに入り、落ち着いてレースを進める。が、駐車場を過ぎて登りに入ったところで、ペダリングに力が入らず、回転を上げることになり呼吸がきつくなる。
何とか前の選手が見える位置をキープして行こうと、前の選手に続いてレースを進める。
2週目に入り少し落ち着きを取り戻し、15、16、17位のパックで走る。
ところが、コース中央にある森の中の下りで丸太を越える際、フロントリフトのタイミングが早過ぎて、丸太に刺さり前転。サドルに腹部を打ちつけ痛いのと、ブレーキレバーとサドル動いてしまう。ロックアウトレバーも曲がる始末。
すぐに走り出しながら、レバー位置とサドル位置を直す。
前と少し差が開いたので、ペースを上げ追いかけるが身体のキレがない。
暑さと土埃さらには標高が高いせいか、朦朧としながら周回を重ねペースは下がる一方。
5週目くらいから時々視界が白くなり、下りでのミスが多くなるが、BIG Ninety-Nineの安定感にまかせ、何とかクリアしていく。
何とか最終ラップに入ったが、身体にはまったく力が入らない。
視界が白くなる回数が多くなる。あと1周と唱えながら、力を振り絞る。
ところが、コース中央にある森の中の下りで視界が白くなりコントロール不能で落車し、左大腿と左背筋を石か何かに打ちつけ動けない。
しかし、後続はまだ来ないので、走り出しポジションキープのために痛みに耐えながら走りきり、そのまま18位でゴールした。

今回のレースでは、暑さによる垂れはあったものの、現在の実力が露呈したレースでもあった。
足りないものは判ったので、2週間後の雫石までに少しでも補いたい。
まずは、怪我を治します。

TOMO

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