東京都自然公園MTB利用自主ルール

昨年11月、東京都環境局より都内の自然公園におけるルール案をきっかけに東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会ができ、多くの人達の思いが結集された自主ルールBookができあがりました。



始めにお伝えしておきたいのは、
MTBにおけるトレイルライドはスキーで言えばバックカントリー、それ相応の知識と経験が無ければMTBを持っているからというだけで踏み込むのはとても危険な行為です。
都内の山とは言っても携帯電話の通じない場所もあります、乗車スキルだけでなくパンクをはじめチェーン切れ、エンド金具折れ(ディレーラー破損)などのトラブル対処も身につけておかなければ山の中で途方に暮れることになりかねません。

この自主ルール内には都側との協議へ乗り入れ区域のゾーニング案もMTB側から出されたためその山の名前も一部入っていますが、
乗り入れ自粛区域を外れればどこでも走っていいというわけではありません。

登山やトレランなど他の山道利用者と共存しながら将来にわたって永く自然の中で遊び続けられるように作られた自主ルールをMTB愛好者だけでなくその山のある地域住民、ハイカー、登山者、トレイルランナーの方達にも知っておいていただけたらと思っています。

このルールBOOKは都内及びその近県のMTBショップなどで無料配布しております。

昨日西多摩某所でこのルール作りに携わったり配布協力に名乗りを上げたショップやライダー、メーカーさんなどが集まっての配布&ライド集会が行われたので私も参加して店頭配布用にたくさんいただいてきました。


横浜だから神奈川だからということではなく、このような問題は今後どの地域でも起こりうるものですので是非一度目を通していただければ幸いです。





当店をご利用で一緒に山遊びをされている方達へ
自主ルールといっても何か新しい規則ができたわけではありません。
皆さんに今までもお話したりしてきた山の中でのマナーや心遣いを今まで通り実行していただければいいだけです。
内容としてはMTB乗りとして最低限守ってきたつもりのことばかりですが、それをこれからMTBを始めようとする人だけでなく山を利用する全ての人に向けて発信するためのツールとして作られたのがこのルールBOOKですので、一度目を通していただいて山の中でマナーの出来ていない人を見かけたらそっと教えてあげてください。
山遊びに行くときにバックパックの中に1冊入れておくのもいいかもしれませんね。

Tags: