MERIDA 2016 New NINETY-SIX

2012年に発表された29erフルサスペンションバイクNINETY-NINEから26インチ時代のNINETY-SIXにモデル名は戻りましたが、中身はさらに進化しました。

今度のXC(クロスカントリー)フルサスペンションモデルは、ホイールサイズが2種類用意されています。
フレームサイズ
S・・・27.5インチ
M・・・27.5インチ &  29インチ
L・・・29インチ
ライダーの体格に合わせて最適なポジションを得られるようにフレームサイズとホイールサイズの両面で選択できるようになりました。
リアホイール作動量は29インチモデルが96㎜、275インチモデルは109㎜となっています。

29er・Mサイズでのフレーム重量は現行NINETY-NINEよりも200gほど軽量化されフレーム単体(リアサスペンションユニットを除く)で1700g、
BBハイトが13㎜下げられ、トップチューブとヘッドチューブが1cmづつ短くなっています。
これによって今までよりも
*ハンドル位置を下げやすくなる。
*ホイールベースが短くなったことでハンドリングがより良くなる。
*バイク上での上体の動きの自由度が高まる。
というマルチバンメリダメンバーからの要望を実現しています。

というのが製品プレゼンテーションの簡単な中身。。。

今回新しく発表され同時にWCでデビューしたNINETY-SIX。

Albstadt大会ではホセ、トーマス、チンクの3選手が使用しました。
ホセ選手の使用しているバイクは29インチ・Mサイズ9.6kg、


16年モデルで販売されるチームモデルも写真と同じくロックショックスRS-1にスラムXX1となります。

実際に乗ってみて、
私自身現行NINETY-NINE(Sサイズ)にも乗っていますが、それよりも更にリアの動きがスムーズになっているように感じ、しっかり路面を捉えてくれる安定感がありました。
レースで速く走るための武器であることはもちろんですが、トレイルサイクリングをより楽に楽しく走りたい人にも是非試してもらいたい1台。

WCではそのコース特性からして軽量フルサス29erは今や必要不可欠アイテム、今XCで速く走るためのバイクでもありますね。
7月下旬の国内発表ではそこに27.5バージョンもお披露目になるはずですのでまた乗り比べが楽しみです。

ちなみにCF5フルカーボンフレームを使用したTEAMモデルの他に、
フロントカーボン×リアアルミ
オールアルミ
のモデルも発売されます。

Tags: ,