やわたはま国際MTB レースレポート

エリートクラス登録選手からのレースレポートを今後掲載していきます。

今季初戦となった愛媛県八幡浜には4名のエリート登録選手が出場しました。
先日も書きましたが今年からUCIクラス1に格上げされたと同時にアジアマウンテンバイクシリーズの第1戦に組み込まれたことでアジア各国からも参加者があり普段以上に盛り上がった大会でした。

昨年のジュニアカテゴリー年間シリーズチャンピオンで今年新加入の江越選手からのレポート

クラス U23/エリート男子

リザルト 7位/エリート総合27位

天候 晴れ

周回数 6周

使用バイク: 2017MERIDA BIG NINE XT

使用タイヤ F:IRC MYTHOS XC/R:MAXXIS ICON (29)

【レース前日】
会場にはレース前日の午前中に到着し、すぐに試走をするため準備と受け付けを済ませてから、その日はコースを3周ほど試走してバイクセッティングやコースの攻略を行った。

コースは昨年とあまり変更点も無かったが、コースの名物的な「ゴジラの背」と呼ばれる路面中に木の根が張り巡らせられている区間や、前半のつづら折り状の下り区間、「桜坂」と呼ばれる長い上り坂区間と、パワーが求められる区間とテクニックが求められる区間がバランスよくコース上に点在されている印象を感じた。
中でもスタート直後のアスファルトの上り坂を登り切ってから始まるつづら折りの下り区間では自分との相性も良く、レース前日に好感触を得ることが出来た。

【レース当日】
レース当日の朝は7時にホテルを出発し大会スケジュール通り7時半から試走でコースを1周だけ走った。
コースを確認したところ、特に路面状況が前日より荒れていることも無かったので機材なども一切変更はしなかった。

スタート位置は最後尾だったが、前回のCSC classicでも最後尾であったためあまり苦手意識はなくスムーズにスタートできた。
スタート直後のアスファルトの上り坂で大外のラインから少しポジションをアップさせた。
直後の下り区間では人数も多いため渋滞気味だったが、抜かせる隙があればとにかく前に出ようと攻めた。しばらくすると渋滞も無くなり程良くバラけて走り易くなったため、そこから更に前を追うと20番台辺りの位置で走行する3〜4人のパックに追い付いた。
あまり意識せず突き放そうと前に出たが中々離れずにいたが、そんな状況がしばらく続いている内にパックは僕を含めて2人となって残り2周回辺りまで続いたが桜坂を折り返した辺りでスパートが掛かり、着いて行こうとしたがそのまま徐々に突き放されてしまった。
ラスト1周で挽回しようとしたが、焦りで何度かミスをしてしまい、最後の上り坂で後ろにいた2名の選手にも抜かされてしまいそのままレースは終わった。

【感想・反省】
今回のレースでは最後尾からスムーズにスタートができたものの、上位と差を詰めるために1、2周回目辺りまでは脚を余分に使ってしまった印象があった。
そのため、後半になるにつれパック走行でもアッタクの反応が次第に遅れ、最終的にはパックでいいように利用されたのを感じた。
だが、今回のレースで僅かながらポイントも加算されたため次回のレースでは更にスタート位置も前になり、もっと上位の中で戦えることが可能となるのでとても楽しみです。
今回も沢山の応援・サポート有難うございました!!


昨年チーム内最高の成績でシーズンを終え今年のbibナンバーは21な松田選手
U23
結果10位 -1lap

バイク Merida Big Nine 7000
メインコンポ XT M8000
チェーン KMC X11-SL

自分にとっては今年のシリーズ戦の初レースである八幡浜。
去年のU23では優勝したので今年も狙っていこうと決めていた。レース前日になってエリートと混走であることとU23に該当する選手は全員U23で出走することを知る。
大人数の中でレースをできるいい練習だと思いポジティブにとらえていった。
一か月前のCSCクラシックでぎっくり腰になってしまい、いつも通りのトレーニングができなくなってしまっていた。痛みがなくなって来たとはいえレース強度になるとどのようになるかは未知の状態だった。

レース当日
朝イチに会場入りをして試走をする。前日の試走でラインどりなどは確認しているのでゆっくりとコース状況の確認をした。非常にドライで走りやすかった。
そこからはアップ開始の時間まで他のレースをみたり、リラックスして過ごした。

スタートは前の方から。前に出なければシングルで差がついてしまうと感じたので全力で前に出る作戦でいった。
少し遅れたがそこそこの番手にシングルに入ることができた。非常に気持ちよくシングルを走ることができてこれからのレースが非常によいものになると感じていた。しかし2周目の最初のシングルに入るあたりから腰の違和感が出てきてしまい思った通りに体が動かなくなってしまった。曲がることも、パワーを出すこともできなくなりひたすら我慢をするだけのレースになってしまった。途中にドロップのエスケープの方に行ったらスリップダウンもしてしまい、ボロボロな状態になってしまった。

結果としては完走することもできず終わってしまった。
コンディションを整えるといったことができずに非常に残念なレースでした。腰の方はあと少しで完治しそうなので大丈夫そうです。
次のレースはGWの朽木です。とりあえず体のコンディションを整えて後悔しないようなレースをしていきたいです。

今回初めて導入したPAXのアルミファットホイールは選べるラインが増える感じで、素晴らしかったです。また空気圧が下げれる分ゴジラのセクションでも今までの自分ではいこうと思わなかったラインを自信もっていけるようになりました。

最後にサポートをしてくれたキリンの遠藤さん、保険のアイプラン様、マジックワン様、大会の運営に関わった皆様、そして応援をしてくれた皆様ありがとうございました。


チーム名はcycleryKIRIN / KMC / iPlanといいます。
チームは下記の企業様のご協力を得て今年も活動していきます。
KMC Chain (ケーエムシーチェーン:台湾)
株式会社マジックワン (Magic One:大阪)
株式会社iPlan (保険のアイプラン:東京)

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