大事になる前に。
1枚目の写真のパーツはリアディレイラーが取り付けられているフレームの一部でエンド金具やディレーラーハンガーと呼ばれるものです。
フレーム素材がアルミとカーボンが主流になっている現在ほとんどのフレームに付いています(形状はメーカー、モデル、年式などによって違います)。
自転車を進行方向右側に倒してしまうと(駐輪時や走行中の転倒など)リアディレイラーが地面に当たってしまうことがあります。
この時フレーム本体やリアディレイラーそのものの破損を防ぐためにこのディレーラーハンガーが曲がって衝撃を緩和してくれるのです。
この時点でハンガー曲がりを気にかけ確認して曲がっているようであれば走行を控え(特に変速はダメ!)早めにパーツの交換をすれば上の写真のようにはならないですみます。
暗くて見え難いかもしれませんが何がどうなってしまったのかというと、、、
ハンガー曲がりに気付かずに走行を続けロー側に変速していったことで
チェーンはローギアとスポークの間に噛みこみ、
リアディレーラーはスポークに絡んで捻じ曲がり、
ホイールも歪んでしまっています・・・
こうなってしまうとハンガーの交換だけでは当然すみません。
これはロードバイクでもマウンテンバイクでもよくあること、
ロードバイクの場合駐輪時に風などで倒れただけでも路面(アスファルト)が硬いので曲がってしまうことがありますのでお気をつけください。
もしサイクリング中に自転車を倒してしまった時にはこのディレーラーハンガーの曲がりを気にかけてご自身で確認対処できないようであれば走行を控えるか極力ロー側には変速せずに早めにお持ちください。
***簡単な確認法はご来店いただければお教えいたしますのでお気軽にお尋ねください。
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Date: 2017年5月11日
Categories: 自転車のことなど