2018MERIDA  REACTO Disc

2017年のSCULTURAに続いて2018年のメリダはリアクトにもディスクブレーキモデルを追加してきました。

その流れの理由はもちろんUCIという世界の競技を統括しているところが競技での使用を認めたということもありますが、そこには制動力のアップと安定性の高さというのもあります。
ロードレースの世界ではスタートしたらゴール停止することは基本有りませんからブレーキの使用というのはスピードをコントロールするだけのものになります。
シマノで言えばSORAよりは105、アルテグラ、DURAACEとブレーキキャリパーのグレードを上げてあげればそれ単体の剛性が上がるため効くようにはなりますが、、、、
『止まる』必要のないパーツと言ってしまうと大袈裟ですが、サイクリングで使用していても時速30㎞から40㎞で走っているととっさに止まろうとしてもなかなかストップできないのは元々レースの中での使用を考えて作られてきた機材だからです。

レースをするための機材としてロードバイクを考えられる方はリムブレーキにするのかDiscブレーキにするのかの選択はそれぞれだと思いますが、

サイクリングで遠くに行ってみたいという方でこれからロードバイクをお考えの方には「どちらがいいの?」と言われればDiscブレーキのモデルをお勧めします。

マウンテンバイクに乗られている方はわかると思いますが油圧ブレーキの最大のメリットはレバーの引きの軽さです。
長い時間サイクリングをしていればブレーキを握る時間も結構長くなります。
特に峠などからの長い下り坂の場合、リム制動のモノだとずぅーーっとレバー握りっぱなしという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
油圧ブレーキの場合指1本でホイールをロックすることも容易です、、、もちろんロックさせてしまったら危険ですのですることはないですがそれだけ少ない力で制動させ減速することができることで握力の低下を防ぎよりハンドリングに集中することができるようになります。
またサイクリング中の急な天候変化で雨が降ってしまったりしてもホイール中央にある制動部は水に濡れたり汚れたりする影響が少ないため制動力がリム部よりも圧倒的に安定します。
ストップアンドゴーを繰り返すサイクリングには安心していつでもしっかり止まれるブレーキというのは必要不可欠だと思います。

ヨーロッパでは既に高グレードモデルほどDiscモデルの受注が多くなっているそうです。

マウンテンバイクの世界でもサスペンションやディスクブレーキが出た当時は重くなるだけだから要らないなどという意見が選手レベルでもありましたが、実際は数年で当たり前の装備となりました。

現在国内で展開されているロードバイクはまだまだリムブレーキが大勢ですが、2~3年後には逆転することはあってもDiscが無くなることはないと思いますよ。

当店では同グレードでリムブレーキとDiscブレーキの試乗車を用意していますので是非体感しにご来店ください。

最後に、同じ名前のモデルであってもリムブレーキのモデルとDiscのモデルではフレームの設計が根本的に違いますのでまずはリムブレーキのモデルを買って後からDiscブレーキに交換するということはできません(逆もです)。


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で、ここから本題です。
2018年MERIDA REACTO Discシリーズ、
リムブレーキモデル同様UCIの新ルールに適合するように新たに設計されたフレームはエアロ効果の向上はもちろん路面からの突き上げなどに対してのコンフォート性能も向上したフレームになっています。

REACTO Disc Team-E
1,200,000円 (フレーム価格369,000円)
駆動系はシマノDura-Ace Di2となります。
ブレーキキャリパー取り付け部にはSCULTURA Disc同様ブレーキング時に発生する熱を効率よく逃がすことで制動力の安定化を図るディスククーラーが装備されます。
ハンドルステムはVISIONのメトロン5D、ホイールはDT SWISSのPRC1400
ホイールの固定は前後12㎜スルーアクスルとなっていてチームモデルには90度捻るだけで脱着が完了するRATシステムが採用されています。

REACTO Disc 7000-E
499,000円
駆動系はシマノ アルテグラDi2


REACTO Disc 4000
289,000円
シマノ105仕様


フレームはTeamがCF4、7000と4000はCF2を使用しています。

ディスクブレーキ、特に油圧は作業の煩わしさ?から敬遠するところもまだまだあるようですが、私はマウンテンバイクで20年近く当たり前のように作業してきていますのでディスクブレーキのメリットデメリット含め疑問点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

*表示価格は全て税抜きとなっています。

明日はどこに行っても1台で安心なバイクを書きます。


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