ロードバイクはDISCブレーキが主流

ロードの油圧DISCブレーキについてはまだまだいろいろ言われているのを見たりします、、、私はずいぶん前から書いたりしているのですがレースの世界でというよりも一般サイクリストにとってはメリットしかないと思っています。
それは私自身過去20年以上MTBではロードバイクよりも過酷な条件下だったり(泥田の中のようなところ走ったり)、海外への飛行機輪行も何度も経験していますがトラブルは経験したことがありません、逆にどういったことがトラブルにつながりうるのかといったことも分かった上でのことです。

リムブレーキがいいのか、DISCがいいのかと疑問をお持ちのまま迷われている方は、ご来店いただければブレーキの仕組み含めじっくりお話しいたしますのでご検討ください。
とは言ってもフレームのフルモデルチェンジの機会にリムブレーキが消えていくというのは世界の流れとして当たり前で仕方のないことではありますが、、、

この10年ほどロードバイクがブーム?だったのは日本くらいで、特に欧米では市場の半分以上はMTBというのが実情でした。
そして更にここ5年ほどで欧米でのスポーツバイク市場はe-bike中心となりつつあります。
シティコミューターから休日のロングライドまで誰でも気軽に自転車を楽しめるe-bikeはレジャーの道具としてドンドン広がりを見せていますし、MTBで山をガシガシ遊んでいた層も息切らせて脚パンパンにしてやっとの思いで登って一番の楽しみである下りはあっという間、もっと楽しみたいのにそれにはというジレンマからハイパフォーマンスe-MTBの登場で解放されて、3年前にはフルサスペンションe-MTBがメーカーの予測を超える販売数だったそうです。

という前置き長くなりましたが、、、

ロードバイクの場合、MTBのDISCブレーキ導入期との一番の違いはブレーキによってフレームがそれぞれ専用設計となるということ。
MTBの時はリムブレーキ台座とDISCブレーキ台座がどちらも付いたフレームから始まったので、90年代後半はフロントだけDISCブレーキというMTBもありましたし、後からDISC化するということを想定してリムブレーキだけどハブにはローター取付可能なものが使われているというモデルもありました。ですからどちらを買っても自分の遊び方でカスタマイズする自由度が高かったとも言えます。

対してロードバイクのDISC化は最初からDISCブレーキモデルとリムブレーキモデルを分けて開発されてきました。
レースの世界では各社1gでも軽いフレームをという軽量化競争ありましたし、使わないのであれば取り除くという単純な考えだとも思います。
結果同じ名前、コンセプトのモデルであっても実質2モデルの開発が必要であり時間もコストもかかっていたわけです。
ロードのDISCブレーキパーツも熟成されてきて尚且つその市場が限られているとなれば1つになっていくことは必然。
MERIDAに限らず他社の製品をご覧になってもわかるように、ここ1、2年の間にフルモデルチェンジしたモデルや新設計モデルはDISCブレーキ仕様のみとなっているかと思います。
乗り物にとって『ちゃんと安心安全に止まる・止まれる』ということは当たり前であり一番大切なことです。軽いかどうかなんてことはどうでもいいことで、それでも軽量化を望むのであれば今のパーツ類は他の部分でどうにでもできます。

これからロードバイクの購入をお考えに方には安心、安全にサイクリングを楽しむためにもDISCブレーキ搭載モデルをお勧めいたします。

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