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チェンライ国際MTBチャレンジ2013

今年ももうそんな季節ですw。
年明け2月に行われる大会は第14回だそうです、過去7回続けて参加させてもらってますがその更に4年前から誘われ続けて一度行ってしまったが最後どっぷりリピーターです(笑。
チェンライに行かれている方はそんな方ばかりw、寒い日本を抜け出して南国に行くというワクワク感以上の楽しさがそこに待ってるから丸々半日かけてまで行っちゃうんですよね。7回行ってると「そんなにぃ~!」とよく言われますけど9回も10回も行ってる人もいるので大したことありません・・・ある意味帰省です。
第14回チェンライ国際MTBチャレンジ
ツアー案内はまだのようですが、大会申し込みは開始されましたし、ツアー会社に連絡すれば仮予約も受けてくれると思います。
MTB乗ってる方は一度は行ってみてもらいたい、、、そんなイベントです。

あぁ~行きたいw・・・・・別件お仕事が入るみたいで連続訪タイが途切れそうです。


MERIDAディーラーキャンプに行ってきました。

 

もう先週のことになってしまいますがメリダのディーラー向け試乗会に行ってきました。
午前中は座学。
特に13年モデルで新しくラインナップされたモデルやアップデートされたフレームに関してその生産技術などをいろいろと・・・フレームに関してはいっぱいお話しできることありますので詳しくはお店で。
カーボンフレームはロードエントリーモデルであるEVOシリーズ(フレーム価格119,000円、完成車EVO901・149,900円)から全て上の写真のように各パーツごとに成型されることでそれぞれのグレードで求められる必要最低限の素材の使用ですむため、軽量化と各部の剛性の最適化がバランス良く作られます(Structure Element)。
組まれてしまうと見えない部分ですがフロントフォークとダウンチューブにはリブを設けることで(写真見え難いかもしれませんがパイプの中に1枚仕切りがあるのが見えますか?)衝撃への耐久性を向上させつつ軽量化されてます(Double Chamber Technology)。
この他にもリアステーにはカーボンシートの間に植物繊維のシート(バイオファイバー)を挟み込むことで細いパイプながらカーボンのみで成型するよりも振動吸収性に優れ、衝撃にも強いものとなってます。
このような技術はマルチバンメリダバイキングチームからのフィードバックによって生まれてきたものですが、もちろんロードバイクにも取り入れられています。

お昼を挟んで午後は試乗タイム。
まずその数に驚き!2月に行ったマヨルカの時よりも多い?w。
集まったディーラーが50人弱なのにMTBとロードで100台以上、カタログに出ている10万円以上のモデルがほぼ全て揃っていました。
一般的にメーカーの試乗会というと最上級クラスのモデルだけというのが多いのですが、エントリーモデルから揃えられていることは私達ディーラーにとっても嬉しいことで、ミヤタさんの本気度が伝わってきます。
さすがに4時間ほどの試乗時間では全てを試すことはできないので選び放題の中から気になるモデルを・・・

まずは今回特別に用意された試乗コースでMTB。
ONE SIXTY 1000(299,000円)、ずいぶん長いことこんなロングストロークのモデルは乗ってませんでしたが荒れた登りでも嫌な動きを感じさせずに登ってくれ、下りは当たり前といえばそれまでですが長いストロークを生かして路面をとらえてくれるので快適そのものw。
登りが辛いのは何乗っても同じ?・・・下りをより快適に攻めて楽しみたい方にはこのONE SixtyやONE Fortyおすすめです。
次はマヨルカでも乗ったマラソン系フルサスペンション29erのBIG NINETY-NINE 1000(239,000円)
前後100mmのサスペンションが搭載され、カタログ値は13.5kgと決して軽くは無いのですが実際に乗るとその重さをさほど感じず、フレームの大きさもジオメトリー表ほど感じないで走ることができます。比べたくなるバイクとしてはスペシャライズドのEPICですが、メーカー側の狙っているところはそこではなくあえて言うならEPICとスタンプジャンパーFSRの中間といったところでしょうか。
自走でのアプローチからトレイルライドと1日を29erの特性を生かして存分に楽しめるバイクだと思います。

MTB3台目は今自分でも乗っているBIG NINE Carbon Team(699,000円)
フレーム外観、ペイントデザイン、パーツスペック、価格と12年と全く一緒・・・・・と思いきや、、、
バイオファーバー採用などによって全く新しく生まれ変わっていました。
特に縦方向の快適性が増したことで乗っている側もそうですが路面追従性が上がりトラクション効率が良くなっています。
スペシャライズドのSWスタンプジャンパーHT29に乗っている店主さんはスペシャよりも身体に優しいと表現・・・まぁどちらがいいのかは乗り手次第ですので12年モデルで硬さを感じると言われたりもしたバイクが進化したということです。
今持ってるのがあるので買い替えませんよ(笑・・・・12年モデルはお店ですぐに試乗できます。

次はロード。
カーボンモデルのエントリーグレード、SCULTURA EVO 901(TIAGRA10S仕様・149,900円)
写真はちょうど今お店にあるものですが、まずはこの価格のバイクでも作りはしっかり、
後々のアップグレード(特に最近人気の電動化)にも対応したワイヤー内装、左チェーンステー下にはバッテリー取付用のダボも設けられています。上位グレードのPROやSLとの差はカーボンのグレードなどになりますが、先に説明したバイオファイバーがこのモデルでも採用されているお陰か路面から微振動も抑えられていますよ。
ブレーキとホイールはこの価格ですから目をつぶるところ、、、初めての1台で少し頑張って手に入れて、チョッとづつ手を加えれば長く楽しんでもらえる1台ではないかと思います。
コレと同じフレームを使用してアルテグラDi2を搭載しているのがSCULTURE EVO905-E(299,000円)・・・店頭展示中です。
最上級モデルSLとほぼ一緒のグラフィック、まっ黒に見えますが艶有りと無しのツートンです。
COMPフレームにアルテDi2、A-Class320COMPホイール・・・・・こちらも計算合わない値段ですねw。

そして最後に乗ったのはその内試乗車がやって来る予定の弟分REACTO 907(359,000円)
エアロロードバイクで見た目もSCULTUREと比べるとかなりゴツク如何にもな感じですが、これにもバイオファイバーの技術などが生かされているおかげか突き上げなどの不快感を感じることはありませんでした。これは試乗車がやって来るのが楽しみw。
今乗ってるスペシャライズド・ルーベSL3もそのまま試乗車として残しますのでロードバイクご検討の方是非乗ってみてくださいね。

と、まだまだいっぱい乗っておきたいモデルもありましたがタイムアップというより身体の電池切れw。

ご希望があればメーカー側から各モデルの試乗車をお借りすることもできると思いますので購入前に是非試してみたいという方はご相談ください。

宿に戻った後は懇親会という名の食事から飲み(全くお酒はダメですけどw)、、、、と夜中までミヤタの担当者や他のお店さんといろいろ情報交換、有意義な1日でした。

メリダの2013年モデル、メーカーホームページからWEB CATALOGで確認できるようになりましたよ。